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イベント

天然表現「投錨するアート」展

大阪大学中之島芸術センター企画展:天然表現「投錨するアート」を開催します。 [会期]2024.7/2〜8/4 10:30-17:00 月祝休館 [招待作家]郡司ぺギオ幸夫、松本直樹、中村恭子 [概要]作品は何かを表現しない。何かを主張しない。問題提起などしない。作品は、制作の体験を志向し、体験を召喚した大海原の一点にあたりをつけ、投げ込まれる錨のようなものだ。そこに立ち、その場所から網を入れることで、作家や鑑賞者は、また新たな形で体験を召喚可能とする。錨は、行こうとする船と行かせまいとする海の間に翻弄されながら、その葛藤を無効にするべく着底する。繊細に推し計りながら、しかし最後は、賽を振るように投げこまれる。その賭けに論理的必然性はなく、表現、主張、問題提起の余地などない。極めて危険なその賭けは、だからこそ外部に触れる。それが創造であり、芸術なのである。


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糸川燿史写真展「回顧録」イベント「東京ダンシング!アフリカ」上映会

糸川燿史写真展「回顧録」の追加イベントとして、急遽、糸川燿史監督作品「東京ダンシング!アフリカ」(2004年製作、180分)の上映会が決まりました。日時は、6月8日(土)13:30〜会場は、大阪大学中之島芸術センター4階 […]


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「人工知能時代の芸術:創造性・ 影響・課題」シンポジウム

大阪大学中之島芸術センターは、芸術を「慰め」や「気晴らし」ではなく、想像力・構想力として捉え直し、またそれらを新しい知のあり方と結びつけ、世界が今ある姿だけではないと思い直すための活動を展開しています。 「AIと芸術の創 […]


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「日本の現代演劇における衣裳デザイン・舞台装置」

大阪大学中之島芸術センター 特別講演「日本の現代演劇における衣裳デザイン・舞台装置」 「制作/プロダクション」という領域は、現代演劇のような上演芸術において芸術創作にも関わる重要な役割を担っているが、演者や作品に比べてそ […]


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