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文楽の制作 日本の古典芸能における制作の役割と意義

中之島芸術センター 連続講座

文楽の制作ー古典芸能における制作の役割と意義

「制作/プロダクション」という領域は、現代の音楽・演劇といった上演芸術において芸術創作にも関わる重要な役割を担っているが、演者や作品に比べてその実態について目が向けられることは少ない。とりわけ、上演形態が慣習的に定められた古典芸能ではその傾向が強い。制作は一般的に、企画から広報、舞台マネージメントまで公演のあらゆる部分に中心的に関わるが、古典芸能においてそうした役割はどのような形で現れるのか。またそこには一体どのような意義があるのか。この講座(全二回)では、人形浄瑠璃文楽の制作の現場に携わってきた方とともに、古典芸能の上演現場の裏側を文楽の制作の内実から考えます。

[日 時]第1回 2023年11月25日(土) 13:30-15:30 (13:00開場)
     第2回 2023年12月10日(日) 13:30-15:30(13:00開場)
[会 場]大阪大学中之島芸術センター 3階スタジオ 両日とも

[登壇者]後藤静夫(元文楽制作担当、京都市立芸術大学名誉教授)
     細田明宏(人形浄瑠璃研究、帝京大学教授)
     薗田 郁(企画・進行、大阪大学中之島芸術センター特任研究員)

[主 催]大阪大学中之島芸術センター
[参加費]無料 要申込み(定員70名)*原則として2回連続での参加をお薦めします。

本シンポジウムは、芸術センターの基盤研究プロジェクト「芸術のプロダクション領域で行き交う実践知と研究知——上演芸術の実際」の研究活動の一環として開催するものです。シンポジウムは一般公開で開催されますが、専門的な内容を含むため、演劇や芸能またはその関連分野で活動する実践者、もしくは学術的な調査に携わる方々の参加を推奨します。

[申込方法]こちら→ https://forms.office.com/r/MHvHCcsw6A
      下記チラシ内のQRコードからもお申込みできます。