芸術センター教育部門主催公開セミナー 「近年の文化政策および文化政策研究の動向」


芸術センター教育部門主催<公開セミナー>

「近年の文化政策および文化政策研究の動向」

中之島芸術センターは、アートと自然科学・社会科学の融合により新領域を開拓し、芸術を核とする高度教養教育にフィードバックすることを目指しています。本センター教育部門は、このアート×自然科学×社会科学という分野横断的な知を拡大・深化させるため、文化芸術の第一線で活躍される方をお招きして、議論の場としてのセミナーを開催いたします。

今年度は、文化政策学の第一人者である小林真理教授のお話を伺います。
小林教授は、文化施設(美術館・劇場・コンサートホール等)の望ましい運営方法、
それを管理する具体的な文化政策や制度を研究の対象とされています。
戦後日本における文化政策を鑑みるに、1950年制定の文化財保護法があるのみで、芸術振興政策は1990年に入るまで存在しませんでした。1980年代以降の地方自治体による文化施設の増大、それに伴うプログラムの開発・人材育成という課題を前に、小林教授はその拠り所としての研究領域そのものを立ち上げて来られました。近年は、文化振興計画の策定・評価、自治体の文化施設建設の基本計画策定等に関わられ、日本文化政策学会の会長に就任されるなど、最前線で邁進されています。

極めて貴重なお話を伺える機会であることから、大学内のみではなく一般の皆様にも広く公開いたします。

◆講師:小林真理教授
  (東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻文化経営学コース)

◆日時:2025年6月28日(土)14時~15時45分
◆会場:大阪大学中之島芸術センター3階「スタジオ」

◆主催:大阪大学中之島芸術センター

◆参加無料・要申し込み

下記QRコードかフォームよりお申し込み下さい
https://forms.gle/Y3C9Mb1pDq1sBXgo7


申込締切 2025年6月27日(金)定員 50名(先着順)

◎問い合わせ先:鈴木聖子(大阪大学大学院人文学研究科/中之島芸術センター兼任教員)
suzuki.seiko.hmt[at]osaka-u.ac.jp