大阪大学中之島芸術センター企画展
「キオクを体験する」
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本企画事業は、芸術センター研究部門のミッション「自然科学系研究者との共同研究」、「新領域開拓」を目指した研究・制作プロジェクトとして立ち上げた基盤研究Ⅲ課題「体験を志向する技術:「記憶」を体験する装置の構築」です。2024年度の事業「天然表現:投錨するアート」(基盤研究Ⅰ課題「ポストAI型知能:天然知能・天然表現による創造性」)の継続課題として設定されました。
[展覧会概要]
「記憶」をテーマにした本研究は、郡司ペギオ幸夫が提唱する「天然知能」の創造モデルに現れる「トラウマ構造」に基づいています。トラウマ構造とは、AでもありBでもあるという肯定的矛盾とAでもBでもない否定的矛盾が、同時に成立し、そのことでそれぞれの矛盾の強度を薄めるという構造です。この構造で特に否定的矛盾をいかに構成できるかということが、創造性と強い関連を持つと考えています。このトラウマ構造における否定系の構成を、「記憶」という観点で共同研究し、「プロトデジャヴ」(郡司による呼称)を発生させる装置を構築することを目指しています。本展ではその研究成果の一端を、映像、インスタレーション、絵画によって示します。
[研究構成員]
黒木萬代(哲学、少女論)・哲学者(2024年度まで大阪大学)
郡司ぺギオ幸夫(生命基礎論)・早稲田大学
笹井一人(複雑系科学、エージェント工学)・茨城大学
谷伊織(感性情報学、生物計算機)・神戸大学
中村恭子(日本画、芸術基礎論)・大阪大学
イベント情報:展覧会記念公開トークイベント「意識と無意識の間にある〈抽象化=記号創発〉」
[概 要]言語的・意識的知覚と、想像的・無意識的知覚の間に、理念や記号の創発、抽象化が出現する。芸術の創造の種はそこにある。これについて、本研究課題の成果を踏まえて異なる分野の研究者5名が議論し脱線する。
[期 日]2026年3月8日(日)
[参 加 料]無料・事前予約不要
[時 間]14:30~16:00
[会 場]中之島センター3階スタジオ
[登 壇 者]黒木萬代、郡司ぺギオ幸夫、笹井一人、谷伊織、中村恭子
展覧会情報:
[期 日]2026年2月28日(土曜日)〜3月8日(日曜日) 月・祝休場
[入 場 料]無料
[時 間]10:30~17:00
[会 場]〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4丁目3−53大阪大学中之島センター
大阪大学中之島芸術センター4階展示室
[主 催]大阪大学中之島芸術センター
[協 力]たかとり工務店(会場施工)、アートスペースキムラ ASK?(東京会場、2024年11月開催)
[問合せ先]E-mail:secretary.art@ml.office.osaka-u.ac.jp (大阪大学中之島芸術センター)
E-mail:kyoko608@gmail.com (中村恭子)
