トークイベント「食べて祀って──熊本県八代市坂本町のお祭りと食べ物」

坂本桃子さんトークイベント「食べて祀って——熊本県八代市坂本町のお祭りと食べ物」

大阪大学中之島芸術センターでは、坂本桃子様をお招きして、トークイベントを開催します。
「祭りの仮設性」を考えるにあたり、お祭りと飲食物の関係から、どのように人々が見えないものを見ようとしているのか、見えないものと交流を図ろうとしているのか探りたいと思います。

  日 時:2025年3月10日(月)18:00〜19:20(予定)
  会 場:大阪大学中之島芸術センタースタジオ
  ゲスト:坂本桃子(『食べて祀って』著者)
  *入場無料、申込不要

トークイベント「食べて祀って──熊本県八代市坂本町のお祭りと食べ物」

本トークイベントは、基盤研究2の研究課題「芸術のプロダクション領域で行き交う実践知と研究知」の一環で開催されます。

大阪大学中之島芸術センター基盤研究2の研究課題「芸術のプロダクション領域で行き交う実践知と研究知」では、前年度に実施した「芸術の制作実践」を継続的に展開させつつ、今年度は、舞台芸術における「仮設性」を新たな題材(テーマ)に据えて研究等を進めてきました。舞台芸術の上演空間に不可欠な「仮設性」が見出せる仕組みを、伝統的な舞台技術機構 から、昨今注目を集める先端技術にまで拡げ、個別の具体的事例のなかで調査機検討していく。
(前年度企画:https://www.art.osaka-u.ac.jp/research_program/foundation_pj-2

本トークイベントは、「芸術のプロダクション領域で行き交う実践知と研究知」の中に小テーマ「芸能・芸術の時空における仮設、見立て、仮想──見えないものを見ようとする営みと試み」を設けたものです。ここでは、芸能・芸術の分野における、さまざまな「仮設性」の中でも、人々が見えないもの(いわゆる「カミ」や「精霊」など)を見ようとする営みと試みに着目します。特に、芸能や芸術を通して、「いのり・ねがい」、「弔い」、「飲食(共同飲食)」などの中で、見えないものと交流を図ろうとする行為や意思について研究を深めたいと考えています。