大阪大学中之島芸術センター企画展:天然表現「投錨するアート」を開催します。 [会期]2024.7/2〜8/4 10:30-17:00 月祝休館 [招待作家]郡司ぺギオ幸夫、松本直樹、中村恭子 [概要]作品は何かを表現しない。何かを主張しない。問題提起などしない。作品は、制作の体験を志向し、体験を召喚した大海原の一点にあたりをつけ、投げ込まれる錨のようなものだ。そこに立ち、その場所から網を入れることで、作家や鑑賞者は、また新たな形で体験を召喚可能とする。錨は、行こうとする船と行かせまいとする海の間に翻弄されながら、その葛藤を無効にするべく着底する。繊細に推し計りながら、しかし最後は、賽を振るように投げこまれる。その賭けに論理的必然性はなく、表現、主張、問題提起の余地などない。極めて危険なその賭けは、だからこそ外部に触れる。それが創造であり、芸術なのである。Continue reading→
糸川燿史写真展「回顧録」
糸川燿史写真展「回顧録」 大阪大学中之島芸術センターでは、令和6年5月14日より、写真家・糸川燿史の展覧会、「糸川燿史写真展「回顧録」」を開催いたします。 糸川燿史写真展「回顧録」会期:令和6年5月14日(火)〜令和6年6月9日(日)会場:大阪大学中之島芸術センター 4階展示室(大阪市北区中之島4丁目3-53) 約70年にわたって大阪を拠点に人と街を撮り続けた1934年生まれの写真家・糸川燿史。 …